2025年 07月 06日
京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二抒情画選集を観る6
京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二抒情画選集を観る 6
「京都の風に吹かれて」今年の夏は、竹久夢二の特集です。
本編は、御存知、岩田 準一編「夢二抒情画選集」(上)宝文館、昭和2年を、国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。
~~~~~~~~~
参考・
悲運の近代画家たち の展示より
京都・嵐山・福田美術館
2020年10月24日(土) ~11月30日(月)
「切支丹波天連 (きりしたん ばてれん) 渡来之図」
竹久 夢二
大正3年(1914) 旧河村コレクション より

着物の柄は意味深な和歌
長崎を思わせる港町で腰掛ける宣教師と遊女。
着物の鹿の子絞りの合間に「夜の」「夢」「はか」「手枕」の文字が見えており、小倉百人一首に所収の和歌
「初の夜の 夢はかりなる 手枕に
かひなくたたむ 名こそ惜しけり
(周防内侍[すおうないし])」
を散らし書きで表していることが分かります。(キャプションより)
~~~~~~~~~
(前回よりの続き)
「夢二抒情画選集」(上)【あとがき より】
母のおもいで 大正2年8月より大正2年12月まで 少女の友
此 絵物語は大正2年3月から12月に亘って「少女のとも」に連載されました。
後 単行本「草の実」(大正4年1月 実業之日本社 発行)に輯された時には、先生自身の加筆と取捨が行われて殆ど雑誌に掲載した時の面影を失っています。
例えば或る章の如きは全然取られて 代わりに「流人スケッチ」の章を、補ったりしてあります。
今度のものは、僅な(*わずかな)魯魚の誤(*誤り)を訂した外(*他)は、悉く(*ことごとく)当時の儘(まま)にしておきました。
因に(*ちなみに)前述の如く、絵の関係上 両冊に平分し、前半を横本に、後半を此 縦本に収める事とした。








京都の風に吹かれて 次回に続きます。

