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京都の風に吹かれて  今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る2

京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る2


「京都の風に吹かれて」今年の夏は、竹久夢二の特集です。


本編は、夢二、暮笛~絵入歌集~、三陽堂書店、大正5年 を、画像は全て国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。

本編(夢二絵入歌集の初版は、大正5年12月13日です。


*本編は、夢二の心に響いた歌を あくまで趣味的に観るものでもあります。

なので、投稿者は、その出典を出来るだけ追いかけて見ることにしました。



11・

黄昏の よりどころなき魂か

 柳のかげを 蝙蝠のとぶ

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12・

片手なき 人形ひとつ まろびぬる

 木のかげ青き 子供部屋かな

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13・

春の海 さして船ゆく 山陰の

 名もなき港 昼の鐘なる

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14・

夕ぐれの とりあつめたる 靄のうち

 しづかに人の 泣く音 きこゆる


*〈出典〉

作詞・北原 白秋

【意味】夕暮れ時には気分み、泣けてくる時もあるかもしれません

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15・

問ふまヽに 死ぬる薬を おしへやる

 生きて かいなき 夜の女に

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16・

おほかたの あはれをしるに おつれとも

 涙は きみに かけてこそ おもへ

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17・

晩秋の 波止場の道に こぼれたる

 豆を さびしみ かへる たそがれ

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18・

戸なひきそ 戸の面に 今し ゆく

春のかなしさ みてりこよ 何か泣く


*〈出典〉

若山 牧水、歌集「海の声」より

(初版出版・1908年7月)

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19・

港入り 娼家の壁が 落日に

 かがやけるこそ かなしかりけり

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20・

いつはしも 戀ひぬ時とは あらねども

 ゆふかたまけて 戀は すべなし


*〈出典〉

万葉集 112373

作者:柿本人麻呂歌集 より

【意味】何時って恋しくないと云う時はないけれど、夕暮れがやってくると、やるせなくてたまりません

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京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る3 に、続きます。






by kyotoshiryo | 2025-08-21 19:11 | Comments(0)