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京都の風に吹かれて  今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る3

京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る3


「京都の風に吹かれて」今年の夏は、竹久夢二の特集です。

本編は、夢二、暮笛~絵入歌集~、三陽堂書店、大正5年 を、画像は全て国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。

本編(夢二絵入歌集の初版は、大正5年12月13日です。


*本編は、夢二の心に響いた歌を あくまで趣味的に観るものでもあります。

なので、投稿者は、その出典を出来るだけ追いかけて見ることにしました。



21・

朝なさな 草のへしろく 露のけなば

 ともにと いひし 君はも


*〈出典〉

万葉集 第12巻3041番

 作者 不詳

【意味】朝な朝(さ)な草に降りていた白露がはかなく消えていくようなこの命

消える時は共に、と言って下さったのは、あなたでしたね。

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22・

ゆく水に 赤き日のさし 水ぐるま

 春の川瀬に やまず めぐるも


*〈出典〉

北原白秋の句

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23・

わが屋戸の 夕陰草の白露の

 けぬがにもと なおも ほゆるかも


*〈出典〉

万葉集 第4巻594番 

 笠女郎(かさのいらつめ)

【意味】我が家の夕映えの中に光る草の白露のように、消えてしまいそうなほど心切なく思われます

笠女郎が大伴 家持に贈りし、二十四首の相聞歌の一首

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24・

たらちねの 母が呼ぶ名を まをさめど

 道ゆきびとを 誰と 知りてか


*〈出典〉

万葉集 第12巻3102番

 作者 不詳

【意味】お母さんが呼ぶ名を申し上げてもいいのですが、行きずりの誰とも分からぬ人なので・・

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25・

いまはたヾ 橋の鈴のみ なつかしき

 雪の戸なれば 馬にむちうつ

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26・

はたらかば 機嫌も なほるかと

 針とりあげて ぬぐへり

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27・

頬につたふ 涙のごはず 一握の

 砂をしめしゝ ひとをわすれず


*〈出典〉

石川 啄木 第一歌集「一握の砂」

(第一部・我を愛する歌)より

明治43(1910)12 刊行歌集

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28・

惜しめども 春のかぎりの 今日の日の

 夕暮にさへ なりにけるかな


*〈出典〉

伊勢物語 491段 「惜しめども」より

【意味】

惜しんでも 春の最後の 今日の日も もう夕暮れに なってしまった。
その心は、まだ月が残っている。

まだまだ、終わら

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29・

はかなき露のほどに きえてまし

 玉となりけんか ひもなき身を

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30・

いつしかに 浅き うき名も たちけらし

 浮世新道 夏のたそがれ

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京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る4 に、続きます。






by kyotoshiryo | 2025-08-22 19:21 | Comments(0)