2025年 10月 01日
京都の風に吹かれて 歌川芳盛の日本の四季を彩る「艸木畫譜(草木画譜)」を観る1
京都の風に吹かれて 歌川芳盛の日本の四季を彩る「艸木畫譜(草木画譜)」を観る1
本編は、幕末、明治の浮世絵師・歌川芳盛(初代)による絵手本です。
序文は文久3年(1863年)で、これにより巻年とされます。
本名・歌川芳盛(初代)〈光齋芳盛(いっこうさい よしもりとして知られる)〉は、(1830-1884)ですが、1885年の説もあります。
本編は、往時の園芸愛好家や一般庶民への植物への感心に答えたものとされたので絵手本とも表現されます。

01・表紙

02・叙詞

03・叙詞

04・四君子 蘭 竹 梅 菊(らん ちく ばい きく)
*「四君子」は、高貴な道徳と高貴な感情を象徴しているとされる。

05・七種(ななくさ)

06・椿 福寿草・
松

07・磯馴 風竹・
紅梅 白梅 芯業

08・蝶写真(ちょうしゃしん) 菫(*すみれ) 土筆(*つくし)・
甫公英(たんぽぽ)

09・菜の花 桜草・
八重桜 同 一重(ひとえ)

10・八重桃 山桜 海棠(かいどう)・
山吹 八重

に続きます。

