2025年 10月 02日
京都の風に吹かれて 歌川芳盛の日本の四季を彩る「艸木畫譜(草木画譜)」を観る2
京都の風に吹かれて 歌川芳盛の日本の四季を彩る「艸木畫譜(草木画譜)」を観る2
本編は、幕末、明治の浮世絵師・歌川芳盛(初代)による絵手本です。
序文は文久3年(1863年)で、これにより巻年とされます。
これを、国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。
11・藤・冨貴草(*ふうきそう)

12・躑躅(つつじ) 映山紅(きりしま) 杜鵑花(さつき)・
芥子(*けし) 芍薬(しゃくやく)

13・菖蒲(*あやめ) 杜若(*かきつばた)・
贋緋(*がんぴ) 薊(*あざみ)

14・小角豆(ささげ) 百合 藪柑子(*やぶこうじ) 烏扇(ひおうぎ)・
骨蓬(こうほね) 藺(いぐさ) 菅(すげ) 澤桔校(*さわききょう)

15・蘇鉄(*そてつ) 光琳の梅 乕耳草(ゆきのした)・
芙蓉 薄(*すすき)

16・牽牛花(*あさがお) 女郎花(おみなへし) 桔校(ききょう) 撫子(なでしこ)・
鉄綿(てつせん) 紫陽花(*あじさい)

17・苅萱(*かるかや) 秋海棠(*しゅうかいどう) 地楡(われもこう)・
萩

18・稲 麦・
林檎 豌豆(*えんどう) 梨花(*なしのはな) 花柚(*はなゆず) 葡萄(ぶどう)

19・蕨(*わらび) 酸漿草(かたばみぐさ)夕顔・
藤袴 荑蕗(*つわぶき) あぶ

20・夜桜・
蓬来

この編、了。
京都の風に吹かれて 次回に続きます。

