2025年 10月 14日
立てば芍薬・・・明治期の名品・芍薬花譜 を観る 2
立てば芍薬・・・明治期の名品・芍薬花譜 を観る 2
本篇は、多種多用な芍薬を精巧な彩色で木版画で描かれた賀集久太郎編「芍薬花譜」を、国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観ていくものです。
出版は、著名な京都園芸店の朝暘園で、明治31年に刊行されました。
立てば芍薬・・・明治期の名品・芍薬花譜 を観る 2
の続き。
図11・花筏(はないかだ)
*意味・花びらを筏に見立てての水面に浮ぶ風情。
図12・九重(ここのへ)
*意味・幾重に重なる花びらの美しさ。

図13・千代鏡(ちよかがみ)
*意味・三種の神器を想起させる厳かさ。
図14・倭三階(やまとさんがい)
*意味・古代日本の趣ある三段咲き。

図15・三室錦(みむろにしき)
*意味・三室山の紅葉が龍田川を彩る豪華さ。
図16・鏡岩(かがみいわ)
*意味・磨かれた岩肌のような しなやかさ。

図17・安養海(あんようかい)
*意味・安養浄土に咲く花の如し。
図18・神楽獅子(かぐらしし)
*意味・獅子舞のような荘厳な躍動美をもって。

図19・錦の褥(にしきのしとね)
*意味・古風な敷物の高貴な佇まい。
図20・獅子遊(ししあそび)
*意味・獅子舞の躍動感の美しさ。

図21・青柳染(あおやぎぞめ)
*意味・平安時代の重色目に由来。
図22・王宮殿(ぎょくきゅうでん)
*意味・広大豪華な建物に似た荘厳さ。

図23・小花絞(こばなしぼり)
*意味・小花を絞り込んだような優しい美しさ。
図24・初鴉(はつからす)
*意味・清々しさと生命感を感じて。

奥付

京都の風に吹かれて 次回に続きます。

