2025年 10月 24日
光線画の小林清親の弟子・井上安治の東京名所絵を観る 1
光線画の小林清親の弟子・井上安治の東京名所絵を観る 1
井上安治(いのうえ やすじ、やすはる とも云われる)
明治11~12年(1878-1879) の冬頃、15歳で小林清親に弟子入りし、明治13年6月に3点の風景画を発表して版画家としてデビューしました。
そして、明治14年に小林清親が「光線画」を描かなくなると、これを事実上、引き継ぎ、画号を明治17年に版元・松木から受けた井上探景と改め、光線画の他に開化絵、風俗画も手がけますが、明治22年(1889年)、26歳の若さで病没しました。
本篇では、清親の強い影響下を受けた「東京名所」(国立国会図書館蔵(NDLイメージバンク)のものより)を、小林清親の作品(明治14年~明治22年)の構図の似たものは比較しながら、井上安治の光線画の作品を、あくまで趣味的に観ていくものです。
「(参照の)構図の似たもの」は、ン ? 、と思われるものもありますが、実に云うが易し、選択は難しで、非常に苦慮しました。
一人の判断として見ていただければ幸いです。
東京名所1
01・浅草田甫太郎稲荷

(参照・淺草田甫太郎稻荷、小林清親 画)

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02・永代橋際日本銀行の雪

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03・大川端石原橋

(参照・大川端石原橋、小林清親 画)

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04・海運橋

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05・洲崎

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06・小梅曳舟の雪

(参照・小梅曳舟通雪景、小林清親 画)

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07・柳島妙見

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08・柳橋夜雨

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09・鍛冶橋遠景

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10・九段坂

(参照・九段坂五月夜、小林清親 画)

京都の風に吹かれて
光線画の小林清親の弟子・井上安治の東京名所絵を観る 2 に続きます。

