2025年 12月 23日
京都の風に吹かれて 千代田之大奥を観る9
京都の風に吹かれて 千代田之大奥を観る9
千代田之大奥(ちよだの おおおく)
本編は幕末から明治期に活躍し、美人画(真美人や時代かがみ など)を描いた楊洲 周延(ようしゅう ちかのぶ)のシリーズ作品の一つです。
江戸時代、幕府の江戸城(千代田城とも云われた)の内部(特に大奥の内情、季節ごとの行事など)を描くことは禁止されていましたが、維新後、明治20年代になると江戸期の懐古ブームが起こり、堰を切ったように当時の情景が描かれるようになりました。
本作品も「千代田の御表」と共にその頃に描かれた楊洲 周延の代表作で、これを国立国会図書館所蔵のものより(個別画像)に【イメージ画像】を加えて、その重厚さを、あくまで趣味的に観ていくものです。
33-1・お櫛あげ(個別画像)

33-2・お櫛あげ(個別画像)

33-3・お櫛あげ(個別画像)

33-4・お櫛あげ【イメージ画像】
「お櫛あげ」は、江戸時代の女性たちが行う伝統的な化粧の一つで、特に御台所で行われる髪のセットを云います。
この編に登場する女性たちの殆どが、この髪型です。

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34-1・観菊(個別画像)

34-2・観菊(個別画像)

34-3・観菊(個別画像)

34-4・観菊【イメージ画像】
*9月9日は菊の節句、すなわち重陽の節句です。
古代中国の陰陽思想では、奇数=陽数とされて陽が重なる日は縁起が良いとされ、日本では平安時代に伝わりました。

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35-1・お召かへ(個別画像)

35-2・お召かへ(個別画像)

35-3・お召かへ(個別画像)

35-4・お召かへ【イメージ画像】
お召かへ は着替えのことで御台所は日に何度も、多い時では4、5度もあったとか。

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36-1・滝見のお茶や(個別画像)

36-2・滝見のお茶や(個別画像)

36-3・滝見のお茶や(個別画像)

36-4・滝見のお茶や【イメージ画像】
滝見茶屋は江戸城の吹上御庭のなかにあり、11月初旬の光景とされています。

京都の風に吹かれて 千代田之大奥を観る10 に続きます。

