2025年 12月 24日
京都の風に吹かれて 千代田之大奥を観る10
京都の風に吹かれて 千代田之大奥を観る10
千代田之大奥(ちよだの おおおく)
本編は幕末から明治期に活躍し、美人画(真美人や時代かがみ など)を描いた楊洲 周延(ようしゅう ちかのぶ)のシリーズ作品の一つです。
江戸時代、幕府の江戸城(千代田城とも云われた)の内部(特に大奥の内情、季節ごとの行事など)を描くことは禁止されていましたが、維新後、明治20年代になると江戸期の懐古ブームが起こり、堰を切ったように当時の情景が描かれるようになりました。
本作品も「千代田の御表」と共にその頃に描かれた楊洲 周延の代表作で、これを国立国会図書館所蔵のものより(個別画像)に【イメージ画像】を加えて、その重厚さを、あくまで趣味的に観ていくものです。
37-1・式日 局の退出(個別画像)

37-2・式日 局の退出(個別画像)

37-3・式日 局の退出(個別画像)

37-4・式日 局の退出【イメージ画像】
*式日(しきじつ・*儀式や行事の特定の日)に出席する準備、すなわち、部屋を退出する準備をしています。
左端の女性が提灯を持っているので、おそらく夜の儀式なのでしょう。

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38-1・長刀稽古(個別画像)

38-2・長刀稽古(個別画像)

38-3・長刀稽古(個別画像)

38-4・長刀稽古【イメージ画像】
*護身用の長刀の稽古風景です。
鉢巻をしている画像の長刀ですが、左右、どちらかに長さを合わせると、左右どちらかが食い違うことになり、難儀な画像となっています。
下の図では、左の人の長刀に照準を合わせました・・

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39-1・猿若狂言(個別画像)

39-2・猿若狂言(個別画像)

39-3・猿若狂言(個別画像)

39-4・猿若狂言【イメージ画像】
*大奥での猿若狂言(初代・中村勘三郎の得意の狂言)で、道化役の猿若人形を中央の女性が持って演じています。

京都の風に吹かれて 千代田之大奥を観る11 に続きます。

