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京都の風に吹かれて 横山大観・大正期の作品を観る1

京都の風に吹かれて 横山大観・大正期期の作品を観る1


本編は、国立文化財機構所蔵品統合検索システムで公開の情報(複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用できるもの)よりの掲載で、横山大観の大正期の作品を、あくまで趣味的に観るものです。


● 瑞光図 20世紀

1幅

所蔵:奈良国立博物館

機関管理番号:1437-0

115.0cm 横41.1cm

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● 寒山拾得 大正時代・20世紀

2曲1双

所蔵:東京国立博物館

機関管理番号:A-12112

166.0cm×184.0cm

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●  瀟湘八景 大正元年(1912)

大正元年10月 文部省第六回美術展覧会出品

所蔵:東京国立博物館 

機関管理番号:A-10507

113.6cm×606cm


* 印は、横山大観 (斎藤隆三)昭和33年 の書評を参照しました。


○ 瀟湘夜雨

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○ 洞庭秋月

*浩朗たる(こうろうたる・*広々とした水面や大きな視野を持つ様子の)月色の漂いを称する。

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◎ 煙寺晩鐘

*煙寺晩鐘の雲煙に鐘声を聞く。

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○ 遠浦帰帆

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○ 山市晴嵐

*山市晴嵐の嵐気を称える。

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◎ 江天暮雪

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○ 漁村返照

*漁村返照に盛られた味わいの深きにも最も簡単を捧げる。

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○ 平沙落雁

*常識を外れた怪物の如き水牛の疾走において初めて大観を観る、と云う。

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* ○ は、いずれも、水辺ないし水面を写した図であるが、何処にも水を画かずして水を示したところが面白い、とされる。



京都の風に吹かれて 横山大観・大正期の作品を観る2  に続きます。







Commented by ItoMizuki777 at 2026-02-03 12:27
横山大観の大正期の作品を観るのは、まさにその時代の風景や精神が感じられる素晴らしい体験ですね。特に「瀟湘八景」の絵は、水の表現がとても印象的です!大観の作品における水の表現に、何か特別なこだわりがあるのでしょうか?
Commented by kyotoshiryo at 2026-02-03 19:46
大観の「水の表現」についてですが、諸書などによると、端的に詩情を画面に盛ろうとしたものであり、構図などは一切、古来の古法の踏襲にさからって、全ては新たに時分の画想の赴くままに託したもので、在来の水墨と云う不文律と云うべきものまでも、これを破ったのであった、とあります。
しかも、朦朧画時代のように陰惨で不気味さを誘うようなことはなく、一体に明るく、詩情に人を引き寄せるものがあった、とも云われています。
説明しましたように、どこにも水を画かず、水を想起させるところなどは特に面白く、これこそが大観自流の一流の皮肉さが表れていて、八景図などは、全く常人が思いもしない方面に、その想像力を展開したところは、大観の、そのひとをして新鮮に溢れた彩が、観る者を圧倒した、と云うべきなのでしょう。
by kyotoshiryo | 2026-02-02 19:23 | Comments(2)