2026年 03月 02日
京都の風に吹かれて 葛飾北斎の作品を観る1-1・北齋東海道(春興五十三駄之内)
京都の風に吹かれて 葛飾北斎の作品を観る1-1・北齋東海道(春興五十三駄之内)
葛飾北斎は、享和~文化年間(1801年~18年)の中ごろにかけて、7種の東海道五十三次のシリーズを完成させました。
ちょうど十返舎一九の『東海道中膝栗毛』の影響による、旅行ブームのその最中でした。
このように、歌川広重がこのテーマに挑んだ(天保5年(1834年)頃よりも30年も前に、葛飾北斎が東海道五十三次を描いていることは、意外と知られていなかったのでした。
と、云うことで関係はないのですが、今年(令和8年)の早春は、日本の主要国立博物館が所蔵する葛飾北斎の作品を堪能していただければ幸いです。
◆印は、国立文化財機構所蔵品統合検索システムで公開の情報(複製、公衆送信、翻訳・変形等、自由に利用できるもの)よりの掲載で、東京国立博物館所蔵の「春興五十三駄之内」の作品をあくまで趣味的に観るものです。
◆ 春興五十三駄之内・日本橋 品川へ二里
時代世紀:江戸時代・享和4年(1804)
縦12.0cm 横35.8cm
所蔵:東京国立博物館
機関管理番号:A-10569-2795

↓
● 印は、
画狂人北齋 画 「北齋東海道」
春興五十三駄之内 北斎翁道之志遠里
1帖 ; 18×21cm
全34図、狂歌摺物の再版、「藤枝」を除き狂歌を欠く
(狂歌あり。枠外に「三陽梼衣連」とある)
画像は、国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。
● 品川・川崎

● 神奈川・保土ヶ谷

● 戸塚・藤沢

● 原

● 吉原・蒲原

● 江尻・府中

● 岡部・島田

● 藤枝

● 金谷・日坂

◆ 春興五十三駄之内・日坂 懸川へ壹リ廿九丁
時代世紀:江戸時代・享和4年(1804)
横九つ切判 摺物
所蔵:東京国立博物館
機関管理番号:A-10569-4633

京都の風に吹かれて 葛飾北斎の作品を観る2-2 に続きます。

