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京都の風に吹かれて 竹久夢 京都府立図書館

京都府立図書館

【位置】京都市左京区岡崎成勝寺町9

【交通】市バス「京都会館美術館前」下車すぐ

TEL 075-762-4655


大正元年(1912年)11月(*23日から122日)、夢二は,初めての個展である第一回夢二作品展覧会を京都府立図書館で開催する。

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第一回夢二作品展覧会 の資料(京都府立図書館報 より)

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上記資料の2番目  以下、青字は本文ママ

● 夢二と京都の日本画

「竹久夢二と日本画―「第一回夢二作品展覧会」から「竹久夢二抒情画展覧会」までを中心に」(山本香瑞子)掲載によると、

・・・大正元年(1912年)11月(*23日から122日)、夢二は,初めての個展である第一回夢二作品展覧会を京都府立図書館にて開催する。

出品目録(no.17)によると

1室は「グワッシぺン画」25点、

2室は「水墨及彩画」31点、

3室は「油絵、水彩画、ペン画等」57点、

4室は「ペン画、墨絵」24点という構成である。 とある。


これを踏まえて、


上記資料の4番目

● 竹久夢二展 描くことが生きること

「第一回夢二作品展覧会」の前後について」(井上芳子)掲載によると、

・・・第二室には、労働する人々の姿や芸者、かけおちの場面などを独特の視線で画いた版木りの水墨画および水彩画31点を展示し・・夢二にとって丹蘭介は単に作品を並べるだけではなく、自分がどのような考えで仕事をしている作家なのかを示すパフォーマンスの場でもあったようだ。・・・

そして参考図版として、目録が掲載されている。

        事情により画像は省略します。

第一回展覧会作品集(A)ヶ-ス*つるや画房発行

1 炬燵 第二室14

2 袂ゆたかに たらしかど 第二室19

3 とつおいて 第二室20

4 樺色の夕月 第二室27 *〈樺色の夕日〉の謝りか

5 銚子の海岸 第三室4

6 すみだ川 第三室35

7 ゆふべゆふべ 第三室44

8 コスモス 第三室51

9 白暮 第三室54

10 岬へ 第三室55

第一回展覧会作品集(B)ヶ-ス*つるや画房発行

旅芸者 第三室22 *目録

ねむり 第三室41*目録

・・・第1回展目録の冒頭で「見知らぬ島へ」という詩が掲げられているが、

そこには、

「うしなひし むかしのわれのかなしさに われはくななり。

うき旅の 路はつきて あやめもわかぬ 岬にたてり。

うしなひしものは もとめむもせんなし よしやよしや 

みしらぬ島の わがすがたこそは あたらしきわがこヽろなれ。

いざや いざや みしらぬ島へ。」と。

どこかに置き去りにしてきた過去の自分と、未知の世界に向かおうとする自分との間でふるえる心情がうたわれている。・・・


~~~~~~~~~~


附録


美人のすべて リターンズ  の展示
京都・嵐山・福田美術館、

会期 2021

(後期)69日(水)~74日(日)

の内より、写真撮影可のものより。


キャプション

[]「婦人グラフ」表紙原画

竹久夢二 

大正15年(1926

お正月号にふさわしい初々しさ

雑誌「婦人グラフ」は、大正13年から5年にわたって刊行されましたが、色刷りの木版画やカラー写真を1冊ずつに貼り込むという、贅沢(ぜいたく)なつくりの誌面で話題を呼びました。

その表紙絵を、夢二は18回も担当。本作は大正15年の1月号のために描かれた原画です。

トランプに興じている女性の着物や背景には、新春にふさわしく梅の花がデザインされています。

襟元からは肌着がわずかに覗いており、当時の生活感を伝えています。

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上記、「美人のすべて リターンズ(福田美術館)の全貌4

「  」で検索すると、夢二の他作品・20数点を見ることができます。


これにて、「今年の夏は竹久夢二特集・・」のシリーズは、取り敢えず終了させていただきます。

長きに亘り、ご愛読、ありがとうございました。



京都の風に吹かれて  次回に続きます。




# by kyotoshiryo | 2025-08-30 19:09 | Comments(0)

京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る10


「京都の風に吹かれて」今年の夏は、竹久夢二の特集です。


本編は、夢二、暮笛~絵入歌集~、三陽堂書店、大正5年 を、画像は全て国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。

本編(夢二絵入歌集の初版は、大正5年12月13日です。


*本編は、夢二の心に響いた歌を あくまで趣味的に観るものでもあります。

なので、投稿者は、その出典を出来るだけ追いかけて見ることにしました。



91・

ぬばたまの 黒髪山の 山菅に

 小雨 ふりしき しくしく おもほゆ


*〈出典〉

万葉集 11巻 2456番

作者不詳

【意味】黒髪山の草葉にしきりに小雨が降ります・・

その小雨のように、しきりに あの女(ひと)のことが思われます。

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92・

とのもには 雪ふりけらし 潮鳴の

 ひまひま にきく 濱千鳥かな

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93・

目もはるに 秋の野のへを わたる鳥

 その鳥のごと 旅に いでまし


*目も遥(はる)に は、目の届く限り遠く遥かな様を云う。

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94・

頬かぶりの男と 肩を ならべゆく

 和泉の國の 秋風の路

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95・

妹か門 ゆきすぎかねて 草結ぶ

 風 吹きとくな また かへりみむ


*〈出典〉

万葉集 12巻 3056番

作者不詳

【意味】あなたの家の門前を行き過ぎて二人が合わさるようにと草を結びました

風よその結び目を吹き解かないでおくれ。

また、帰りに見てみるので・・

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96・

病める児は ハモニカをふき 夜にいりぬ

 唐畑の 黄なる 月の出


*〈出典〉

北原 白秋 「桐の花」 夏 郷里 柳河に帰りて うたへる歌、より

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97・

秋ゆかば たぐひ まれなる 悪運の

 いやはかなき身 いづち すてなむ

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98・

山河 越えさり ゆかば 寂しさの

 はてなむ國ぞ 今日も 旅ゆく


*〈出典〉

若山 牧水 春夏秋冬-春- 海の声 (自費出版の歌集)より

【意味】 幾つの山川を越えて行けば、淋しさが果てる国に辿り着けるのだろうか。

その思いを胸に今日も、旅を続ける。

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99・

うらみごと たれにせんとに あらねども

 かなしきは わがき その白珠

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100・

たまきはる 命ひかりて 触りたれば

 否とは言ひて けぬがにもよる


*〈出典〉

斎藤 茂吉 歌集「赤光(しゃっこう)」 初版 より

たまきはる命(いのち)ひかりて (ふ)りたれば

(いな)とは言ひて消(け)ぬがにも寄る

*初版で、茂吉の愛した女性「おひろ」と題された相聞歌群の一首

たまきはる は、魂が極まる の意。

改版で茂吉は、「たまきはる 命ひかりて」を「わが命 つひに光りて」に変更したのであった

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奥付

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これにて、この編・今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観るは、終了しました。

長きにわたり、ご愛読、ありがとうございました。


次回 (竹久夢二 と 京都府立図書館) 、に続きます。





# by kyotoshiryo | 2025-08-29 19:08 | Comments(0)

京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る9


「京都の風に吹かれて」今年の夏は、竹久夢二の特集です。


本編は、夢二、暮笛~絵入歌集~、三陽堂書店、大正5年 を、画像は全て国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。

本編(夢二絵入歌集の初版は、大正5年12月13日です。


*本編は、夢二の心に響いた歌を あくまで趣味的に観るものでもあります。

なので、投稿者は、その出典を出来るだけ追いかけて見ることにしました。



81・

筑波根の 峰の白雪 ありやなしや

 さゃかに 雁の なきつれてゆく

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82・

深川の 夏の夜 こひし 舟唄の

 木の香に まじり 水のながるヽ

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83・

泣きぬれて 今来しものを あはれとも

 驚きもせで 見る人よ

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84・

茜さす 紫野ゆき 標野ゆき

 野守は みずや きみが袖ふる


*〈出典〉

万葉集 1巻 20番

額田王(ぬかたのおおきみ)

【意味】茜色の紫草が生えている野原を、あちこちに行って、私に袖を振るなんて。

御料地(標野)の番人が見るではありませんか。

奈良県香芝市役所のすぐ南総合体育館駐車場前に歌碑がある。

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85・

圓山の 椅子に凭りて あはれにも

 娼婦あそぶ 春のゆふぐれ

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86・

わが せこは せとのあさ川 かちわたり

 菖蒲 荷ひて 都べにゆく

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87・

厨女の 白き前掛 しみじみと

 青葱の香の しみて 雪ふる


*〈出典〉

北原 白秋  春を待つ間 より

【意味】白い前掛けの廚女が調理を始めしみじみと降る雪に、青葱の香が染みているようだ。

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88・

橘の かげふむ路の

 ものをぞ おもふ 妹に逢はずて


*〈出典〉

万葉集 2巻 125番

三方 沙弥 (みかたのさみ)

【意味】橘の蔭踏む別れ道のように、あれこれってしまうのです。

あなたに逢わないので・・

*八衢(やちまた)は、いくつも道が交叉している所、の意。

三方 沙弥は、園臣生羽(そののおみ いくは)の娘と婚姻したが、彼女がすぐに病に伏して通えなくなってしまったのであった。

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89・

いつしかに 春の名残と なりにけり

 昆布干場の たんぽヽの花


*〈出典〉

北原 白秋  桐の花より

*白秋一家は、大正25から大正32まで、妻・俊子の肺結核療養のために三崎に転居した、その頃の作品である。

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90・

わが背子を 大和へやると 小夜ふけて

 あかつき露に わがたちぬれし


*〈出典〉

万葉集 2巻 105番

大伯 皇女 (おほくの ひめみこ)

【意味】あの子を大和へ送り返そうとして夜が更けて、暁の露に経ち濡れてしまった。

*わが背子は、実弟の大津皇子のことである。

背景に、万葉集に伝わる大津皇子事件(天武天皇の亡き後、皇位継承者のひとり・大津皇子が謀反の嫌疑を掛けられ、刑死した)がある。

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京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る10 に、続きます。







# by kyotoshiryo | 2025-08-28 19:06 | Comments(0)

京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る8


「京都の風に吹かれて」今年の夏は、竹久夢二の特集です。


本編は、夢二、暮笛~絵入歌集~、三陽堂書店、大正5年 を、画像は全て国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。

本編(夢二絵入歌集の初版は、大正5年12月13日です。


*本編は、夢二の心に響いた歌を あくまで趣味的に観るものでもあります。

なので、投稿者は、その出典を出来るだけ追いかけて見ることにしました。



71・

鉄橋を 白く ぬりかへし 寂しさよ

 この大川の 秋の夕暮

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72・

初秋や 水のやうなる 風吹けば

 髪も 袂も まかせてぞ たつ

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73・

ゆく秋の 山の谷々 わが母は

 いかに さびしく 住みたまふらむ

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74・

茶がかりし 中折帽を 手にもちて

 ものを 言ひたる人は 悲しも

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75・

いつしらず 身は公園の 掛椅子に

 夜を まつ人と なりにけらしな

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76・

つかの間に 帯を しとけば 夏の海

 うれしく光り 肌は 白しも

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77・

春の風 海より吹けば 露臺なる

 わが黒髪の そよらと なるも

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78・

そヾろにも すぎし思ひの いとほしく 

 夜の ねざめも 秋は かなしき

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79・

よき椅子に 黒き猫さへ きてなげく

 初夏 晩春の 濃き コヽア かな


*〈出典〉

北原 白秋歌集 「桐の花」初夏晩春(大正2年1月)より

北原 白秋

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80・

函館に ゆかばや せめて みちのくの

 ほのみゆる日も あるべし 皐月

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京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る9 に、続きます。






# by kyotoshiryo | 2025-08-27 19:03 | Comments(0)

京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る7


「京都の風に吹かれて」今年の夏は、竹久夢二の特集です。


本編は、夢二、暮笛~絵入歌集~、三陽堂書店、大正5年 を、画像は全て国立国会図書館蔵のものより、あくまで趣味的に観るものです。

本編(夢二絵入歌集の初版は、大正5年12月13日です。


*本編は、夢二の心に響いた歌を あくまで趣味的に観るものでもあります。

なので、投稿者は、その出典を出来るだけ追いかけて見ることにしました。



61・

戀ふること 心やりかね いでてゆけば

 山をも 河も しらずきにけり


*〈出典〉

万葉集 11巻 2414番

作者不詳

恋ふること 慰めかねて 出でて行けば

 山を川をも 知らず来にけり

【意味】あののことを思い焦がれじっとしていられなくて家から飛び出し来ると、山も川も、見慣れ所までやって来てしまいました。

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62・

萌えそめし 何の芽生ぞ 二葉なる

 芽より かなしき 君とこそおもへ

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63・

黒髪の ものやわらかき ふくらみに

 吸はれゆくかな わかき心の

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64・

村はづれ 旅商人の 肩の荷に

 あきつみだれて とべる たそがれ

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65・

つヽじさく 朝の涙の 頬づたひの色とし

 きかば かへりこよ君

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66・

かなしくも きみは お七になれといふ

 いかなるつとめ われと ぐべしや

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67・

路地のおく 酢倉のくらがりに

 盲人のごとく 泣ける 三味線

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68・

鉦ならし 信濃の國を ゆきゆかば

 ありしながらの みるらんか


*〈出典〉

窪田 空穂(くぼた うつぼ) 「まひる野」より

【意味】巡礼となり信濃(故郷)を巡れば、在りし日の母に会うことが出来るでしょうか。

この句は、大正を代表する長野県生まれの窪田 空穂の代表作品のひとつ。

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69・

いつとなく わするヽとなく 文たえて

 あはれ ことしの夏も いぬめり

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70・

たけばぬれ たかねば ながき 妹が

 髪このごろみねば みだれつらんか


*〈出典〉

三方沙弥(みかたの しゃみ) 万葉集 2巻 123番

【意味】束ねようとすれば解けて垂れ下がり、束ねなければ長過ぎるおまえの髪は、この頃見ないうちに、誰かが結い上げてしまっただろうか。

[万葉集釈注]夫が幼な妻の髪上げをする風習や、女は女で再び逢うまでは髪型を改めない風習などがあったことを踏まえての

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京都の風に吹かれて 今年の夏は竹久夢二特集・夢二、暮笛~絵入歌集~ を観る8 に、続きます。







# by kyotoshiryo | 2025-08-26 19:18 | Comments(0)